サッカーJリーグでピラミッドの頂点を目指す

国内のプロサッカーチームはJ1からJ3まで全部で57あり、すべてのチームがサッカーJリーグに加盟しています。さらにその下にはアマチュアリーグの日本フットボールリーグがあり、JFLを筆頭に9つの地域、47都道府県と底辺が広がっています。その組織体系を見るとピラミッド型で、プロリーグではその頂点を目指すために競い合っているのです。

華やかステージとサッカー選手のステータスであるJ1

サッカーJリーグのJ1はピラミッドの最高位に位置し、毎年全18チームがその頂点を目指します。J1各チームは大勢のサポーターに支えられ人気もトップクラス。国際大会も開催できるスタジアムを持つなど国内最高峰のプロリーグです。技術やスピード、ゲーム運びなども高いレベルを有し、優秀で人気の高い選手も集まっています。しかし成績が悪いと下部のJ2に降格してしまうため、強豪チームが揃っているとはいえ、選手たちは常に必死のプレーでリーグ戦を盛り上げます。

地域と密着しJ1を目指すJ2、J3

J2はJ1昇格を目指す全22チームがひしめく大混戦のプロリーグです。J1から降格したチームもあり、J1チームに引けを取らないほどの実力あるチームが揃っています。J3は2014年度に設置された新しいリーグで、在籍するチームも設置に合わせてJリーグに加盟したチームが多く見られます。J1チームのほとんどが大企業をスポンサーにしていることに対し、J2、J3は地元企業や市民によって支えられているチームが多く、地域との交流も盛んです。地域に根ざしたクラブ運営であるため、地域住民と一体感を感じさせてくれるのがJ2、J3の大きな魅力と言えるでしょう。

アマチュアリーグの最高峰であるJFL

JFLは主に企業クラブや市民団体による社会人チーム、大学のサッカー部などが加盟しているアマチュアリーグです。ピラミッドではJ3と同等の位置づけとなっており、プロ化を希望しないチームによって構成されています。アマチュアリーグといってもレベルは高く、プロとアマが対戦する天皇杯では、JFLのチームがJ1リーグを破る番狂わせも珍しくありません。JFLの下には北海道から沖縄までの地域を8つに分けた地域リーグ、その下には47都道府県のリーグがあり、アマチュアリーグだけでも28,000ものチームがあるといわれています。

サッカー人口の増加がピラミッドの底辺を支える

このようにサッカーの組織体系はプロリーグのJリーグから各都道府県のクラブチームまでが一つのピラミッドを形成しています。1993年にサッカーJリーグが誕生してからサッカー人気が高まると同時に、若い世代を中心にサッカー人口も増え続け、ピラミッドの底辺を支えています。その多くは明日のJリーガーを夢見る人たちで、日本のサッカーの未来も支えていると言えるでしょう。